【SSDの使い方】SSDに回復ドライブとシステムイメージBKを1つにしたSSD作成

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SSDに2つの機能をまとめて活用

1台のSSDに対して、
回復ドライブシステムイメージバックアップの2つの機能を持たせる方法

動画でも詳しく解説
SSDに回復ドライブとシステムイメージBKの2つの機能をまとめる 外付けssd使い方 (Windows標準機能なので無料でSSDにバックアップ保存 )

このようなSSDを作成することによって、
パソコンが起動しない、Windowsが動作が不安定になった時に対して、
1台のSSDで全て対処可能になり、非常に便利です

通常は、USBメモリの回復ドライブだけを作成しますので、
システムイメージをバックアップするためには、
USB回復ドライブとは別に、もう1台バックアップ用のSSDやHDDが必要になり
2つの機器を用意する必要があります
それ対して、このやり方では、1台のSSDのみで完結です

使用する機器

この動画では、SATAのSSD 1TBのWestern Digital製を使用しています
今回は、使用する機器については、
ノートパソコン本体とSATAのSSD、この2点のみです
ノートパソコンで解説していますが、デスクトップPCでも全く同じ操作です
また、SSDについては、一番おすすめなのは、スティック型のSSDです
下図の2点のみですが、SATAのSSDは外付けケースに入れて使用します

その他SSD

今回は、SATAのSSDを使用していますが、これ以外にも使用できる機器があります
下図を参考に説明してます

外付けスティック型SSD 一番のおすすめで、小型で挿し込むだけで持ち運びも便利
USBメモリ コスパに優れているが、注意点があります※1
M.2 NVMe 内臓 内臓タイプなので、別途外付けケースが必要になる

※1、今回の動画内容でUSBメモリを使用する場合は、容量が32GB以上の物を、
使用する必要があります、32GB以下の場合は、パーティションを作成できない

Western Digital WD Blue SATA SSD 内蔵 1TB 2.5インチ

バッファロー SSD 外付け 1.0TB 超小型

KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ USBフラッシュメモリ 256GB

Western Digital 内蔵SSD 1TB WD Blue SN580

図解でSSDの手順を解説

下図で説明してます
はじめにSSDについてですが、新品のSSD、使用していたSSD、どちらもOKです
まずは、上側のSSDに対して、回復ドライブを作成します、
さらに、システムイメージバックアップを作成します
出来上がったものが、下側のSSDになります
中身を確認すると、
1台のSSDに対して、回復ドライブとシステムイメージBKが作成されています

このようなSSDを今回は作成していきます

 

現状のパソコンを確認

エクスプローラを開いた状態です、
C:ドライブのみです

ディスク管理を開いて確認します、1台のSSDでC:ドライブになってます

現状はこのようになっています、
この状態のPCに対して外付けSSDを接続して作業を進めます
接続した状態が下図です、D:ドライブとして認識されています

ディスク管理を開いた状態が下図
外付けSSDがD:ドライブと認識されているのが確認できます

SSDの作業手順

では、実際の具体的な作業手順は下記になります、5つの作業手順です
下記の順で進めていきます

  1. SSDの初期化とフォーマット
  2. そのSSDを回復ドライブにする
  3. 余った領域にパーティション作成
  4. パーティションにイメージBK
  5.  イメ ージBKの復元を確認
ここからの手順については、簡潔に説明していくので、
詳しい画面については、
動画にて詳しく説明しているので、そちらを参考にしてください

SSDの初期化とフォーマット

まずは、外付けのSSDを初期化してフォーマットします
これは、新品のSSDでも、使用していたSSDも、同じように操作します
初期化とフォーマットすることで、クリーンな状態使用できます

まずは、スタート画面で右クリックして、「フィル名を指定して実行」を選択し、
その中に、「cmd」と入力します

黒い画面が表示されたら、「diskpart」と入力します
新たに「diskpart」の画面開くので、元の黒い画面を閉じます
DISKPART>の画面にて、半角で「list disk」と入力してエンターキーを押します
下図のように、listが表示されます
今回であれば、ディスク管理で確認したように、「ディスク 1」を選択します

※あくまでも今回は、私のパソコン環境なので、パソコンによっては、
ディスク2,3.だったりする場合もあるので注意です

※重要
ここからの操作は絶対に間違った、SSDやHDDを選択すると、
全て消えてしまうので、パソコンが起動できない、
保存したデータが全て消えたなど
大変なことになるので、必ず選択を間違えないように、よく確認します

次に、半角で、「select disk 1」と入力します
なら、下図にて、「ディスク1が選択された」になっています

次に、「clean」と入力します、
なら「ディスクを正常にクリーン」した状態になります
最後に、「exit」と入力して画面を閉じます

次にもう一度、初期化とフォーマットを行います

ディスク管理を開いた状態が下図、不明になっているので初期化します

不明の上でマウス右クリックして、「ディスクの初期化」を選択します

下図の画面では、「GPT」を選択して、下の「OK」をクリック

次に、右の未割当の部分で右クリックして、「新しいシンプルボリュウーム」を選択
画面の指示に従って進めます、※動画で確認できます

下図は、フォーマットが完了した状態です
新たに、D:ドライブして認識されています、
これでクリーンなSSDになっています
これで手順1は完了です

そのSSDを回復ドライブにする

次に、SSDに対して、回復ドライブを作成します
スタートをクリックして検索枠に、「回復」と入力します、
検索された状態が下図
この中の「回復ドライブの作成」をクリック

下図の画面が表示されるので、
「システムファイルを回復ドライブにバックアップ」にチェックを入れます
その状態で、「次へ」をクリック

作業が完了すると、下図が表示されるので、「完了」をクリック

エクスプローラを開くと、先ほどのD:が回復になっています
これで回復ドライブの完成です、これで手順2は完了です

余った領域にパーティション作成

次に、容量の大きいストレージに回復ドライブを作成すると、
自動で32GBの容量が設定されます、そして残りは「未割当て」になります
この未割当てを、フォーマットしていきます

未割当の上で右クリックして、「新しいシンプルボリューム」を選択
画面の指示に従って進めます、※動画で確認できます

下図にて、フォーマットが完了した状態です、E:ドライブなっています

エクスプローラを開くと、回復(D)とE:ドライブが表示されます
これで、手順3は完了です

パーティションにイメージBK

次に、E:ドライブに対して、システムイメージバックアップを作成します
※別の言い方をすると、E:ドライブにバックアップを保存です

スタートをクリックして検索に、「コントロール」と入力します
下図にて、コントロールのアイコンが表示されるので、クリック

下図にて、「バックアップと復元・・・」をクリック

次の画面では、左の「システムイメージの作成」をクリック
すると検索がはじまり、多少まちます

検索が終わると、バックアップできるSSDが表示されます
ここでは、下図のE:ドライブが選択されています
今回は、これで問題ないので、そのまま「次へ」をクリック
ここからは、それなりに時間がかかります

システムイメージのバックアップが完了すると下図
「バックアップアップは正常に完了」の文字が表示されるので、
下の「閉じる」をクリック

エクスプローラでE:ドライブを表示した状態、
WindowsImageBackupのフォルダあります、正常に作成できています
これで手順4は完了です

イメ ージバックアップの復元

最後に、2つの機能をまとめたSSDで正常動作するか確認します
下図は、パソコンの電源を切った状態です
この状態から、SSDの回復ドライブを起動してます
回復ドライブを起動するためには、BIOSの変更が必要です

※このあたりの詳しい内容は動画のほうで解説してます

下図は、BIOSが起動した状態です、この状態から矢印のBOOTまで移動します
移動するには、キーボードの左右矢印キーを使用します

BOOTまで移動した状態が下図
この状態で、そのままエンターキーを押します

この画面にて、上から3番目が選択されています(黒い背景が選択状)
3番目は、メーカー名がSANDISKになっています、これがC:ドライブです
外付けのSSDは4番目になります、メーカー名でWESTERN DIGITALです
この状態から、上下の矢印キーで4番目を選択します

下図にて、4番目が選択されている状態です、そままエンターキーを押します

下図にて、これで一番目の起動順位を外付けSSDに変更できました
この状態で左右矢印キーで、「Save & Exit」に移動します

下図にて、
「Save Changes and Reset」が選択された状態で、エンターキーを押します

下図、YESが選択された状態になってるので、このままエンターキーを押します
なら、再起動されて回復ドライブが起動してきます

下図にて、再起動されて外付けSSDの回復ドライブから起動している状態

下図にて、回復ドライブが起動した状態です
このまま、左上の「Microsoft IME」を選択

このオプション画面では、「トラブルシューティング」を選択

詳細オプションでは、「イメージでシステムを回復」を選択

次の画面では、Windows11を選択

システムイメージバックアップの選択画面では、
日付を確認して、そのまま進めていきます

※このあたりの詳しい内容は動画を参考にしてください

バックアップの復元が終了すると、再起動の画面が表示されるので、
「今すぐ再起動」をクリック

再起動された画面です、このあたり少し時間かかります

そこから、少し進んで、「ようこそ」画面が表示されます

下図にて、正常にWindows11が起動した状態です
これで正常に回復ドライブから
システムイメージバックアップが復元できたのが確認できます

今回は、SATAのSSDを使用して説明しましたが、外付けSSDを使用する場合は、
外付け用のケースが必要になり、またケーブルで接続するので、
持ち運びや収納には、あまり向いていません
おすすめは、スティック型のSSDが小型で、かつケーブルも不要なので便利です