HDDからSSDに換装手順 Acronis True Imageでクローン作成

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HDDからSSDに換装してwindows10を高速化する

Windows10の遅いを解決して高速化する方法ですが、
もっとも効果的な方法は、HDDからSSDに交換する方法が一番効果的です
ここでは、デスクトップパソコンでハードディスクからSSDに換装する方法

●前回は、クローン作成に、EaseUS Todo Backup Free 12.0を使用しましたが、
今回は、Acronis True Image を使用してのクローン・コピー作成を解説

初心者さん向けに動画でも説明してます

2つのソフトを使用して解説してます、
作業の流れは同じですが、ソフトの使い方が違います

HDDからSSDに換装 デスクトップ Acronis True Image

HDDからSSDに換装 デスクトップ EaseUS Todo Backup Free

HDDからSSDに換装・交換 クローン作成解説

デスクトップパソコンとノートパソコンでは、準備するものが少し異なる場合があります
ここでは、初心者さんでも簡単に交換できる方法として3つの部品を準備しました

また、クローン作成するためのソフトも必要です
クローン機能があるのは、バックアップソフトを使用すると良いです
無料・有料のバックアップソフトがあるので、自分で扱いやすいものを選択です

・デスクトップパソコンでは、
本体ケースに搭載されているHDDは、3.5インチサイズのHDDが搭載されています
それに対して、ノートパソコンなどでは、2.5インチサイズのHDDが搭載されてます

・そして、SSDのサイズは2.5インチになっています、なのでそのままだと、
デスクトップに取り付けると、ケースのサイズと合わないのです
そこで、マウンタと呼ばれる金具部品を使用して、デスクトップに取り付けます

・さらに、クローン作成するために、簡単な方法として、
外付けケースを用意した方が、作業は簡単です

※補足
自作PCを組み立て経験がある人なら、この外付けケースについては無くても可能です
その場合、蓋を開けて、SSDを内蔵で取り付けて、クローン作成もできます
これは、あくまでもわかる人向けの方法です

上図の左側から説明していきます

1、青い箱は、SSD本体で、今回は1TBのSSDを購入してます

Western Digital SSD 1TB 2.5インチ 内蔵SSD

2、デスクトップに取り付ける、3.5インチのマウンタ

SANWA SUPPLY 2.5インチHDD変換マウンタ(2台用) TK-HD252

3、クローン作成する際の外付け2.5インチケース

UGREEN 2.5インチ HDDケース USB3.0 SATAⅢ 9.5mm/7mm対応 ケーブル付属

4、クローン作成するためのバックアップソフト

Acronis True Image 2021(アクロニス トゥルーイメージ 2021)

SSDを外付けケースに搭載する

まずは、SSDを外付けの2.5インチケースに挿入します
蓋を開けて、向きを確認して差し込むだけです、とても簡単にできます
裏蓋をはめて、USB3.0ケーブルでつなげていきます

PCと繋げる

前回は、裏面のUSB3.0の端子を使用しましたが、今回のように、
パソコンの前面にUSB3.0の端子があるので、そちらに差込ます
※当然ですが、全面にUSB端子が無い場合は、裏面にあるUSBを使用します

パソコンにSSDを認識させる

ここままで準備完了なので、パソコンの電源を入れて起動します
起動した状態では、まだSSDは表示されません
そのため、windows10がSSDを認識できるよう、ここから操作していきます

Acronis True Image for Sourcenextのバージョン情報

ソースネクストが販売するAcronis True Image for Sourcenextですが、
Acronis True Image のバージョンを確認する方法は以下

左下の「ヘルプ」をクリックして、その中にある、バージョン情報で確認できます

この製品は、2020年4月に購入した製品ですが、
こちらの情報では下図、バージョン2019になっているのが確認できます

※ソースネクストが販売するこちらの製品は、
ガイドムービーが付属するので、初心者さんには良いかもです
本家のAcronis True Imageでは2020が販売されているようです

公式サイトで確認 バックアップソフト Acronis True Image

 

ディスク管理画面

左下の【スタート】アイコンの上で右クリックして、その中から、
ディスク管理画面をクリックします

※Windows10のバージョンや環境によっては、
すぐに初期化画面が表示される場合もあります、その場合はどちらも操作は同じです

ディスクの初期化

ディスク管理画面から、SSDのディスク番号を選択して右クリックします
この時は、SSDは「不明」と表示されています
下図の例では、「ディスク2」になっています

右クリックすると、「ディスク初期化」と表示されるので、クリックします

すると、ディスクの初期化画面においては、MBRとGPTの選択画面が表示されます
windows 10のC:ドライブと同じパーティションテーブル形式を選択します
この例では、GPTを選択して、「OK」をクリックしてます

作業が開始され、すぐに終了します、先ほどの「不明」が、
「ベーシック」になっていれば、正常です

パーティション作成

ここから、パーティションを作成してフォーマットしていきます

次に、下図で【未割り当て】と表示されている部分で、右クリックします
すると【新しいシンプルボリューム】とあるので、それをクリックします

ボリューム作成画面

下図の画面が表示されたら、【次へ】をクリックです
ここから、数回画面が表示されますが、全て「次へ」をクリックしていきます
※長いので、画像を省略です

そのまま、進めていくと最後に、【完了】が表示されるので、クリックします

完了をクリックすると、フォーマットが開始されて、すぐに終了します
最後に、正常(プライマリパーティション)と表示されていれば正常完了です
※ドライブ名の英字は、個々のパソコン環境によって異なります

クローン作成とは

クローン作成について
元のHDDとまったく同じ内容を、異なるHDD・SSDにコピーすることです
※今回の作業は、HDDからSSDですが、HDDからHDDもできますし、
また、SSDからSSDのクローンも作成できますし、SSDからHDDも可能です

ここでは、バックアップソフトの、Acronis True Imageでクローン作成します

公式サイトで確認 バックアップソフト Acronis True Image

 

Acronis True Imageのクローン操作

デスクトップのアイコンをクリックして起動したら、
左側の「ツール」をクリックして、表示された【ディスククローン】をクリック

ディスククローン画面が表示されるので、「自動」を選択して「次へ」をクリック
※特に初心者さんであれば、自動が一番最良です

ソースディスクの選択では、(C:)ドライブを選択して、「次へ」をクリック
C:ドライブの判断は、モデル名・容量・インターフェースで判断できます
このあたりの詳しい内容は、動画の方で解説しています

ターゲットディスクは、コピー先のことなので、先ほどのSSDを選択します
この例では、「ディスク3」になります、「次へ」をクリックです

注意画面が表示されます、選択したSSDに間違えがなければ、「OK」をクリック

最後に、確認画面が表示されます、問題なければ「実行」をクリックです
ここは、非常に重要なポイントです、
必ずソース元とターゲット先のディスク番号で間違い無いか確認します

クローン作業が開始されるので、ここは、しばらく待ちます

クローン作成完成

ディスククローン完了の画面が表示されます、下の「OK」をクリックです
この画面を閉じて、Acronis True Imageを終了します
この画面においては、この後の作業手順が書かれています

※補足
この画面の下側の「クローン先のドライブが異なる場合」とあるのは、
クローン元とは、異なるパソコンに、作成したクローンを使用する場合は、
「Acronis Universal Restore」を使用してUSBメモリを作成する必要があります

HDDとSSDの換装作業

ここまでの作業で、新規のSSDにクローン作成が完了してますので、
次のHDDとSSDの交換作業に移行します

パソコン本体の蓋を開ける

ここでは、パソコン本体の蓋を開けて、ハードディスクを確認します

下図では、内臓のHDDが2台あるのですが、下側にあるのが、C:ドライブのHDDです
※大抵は、ハードディスク(HDD)が1台なので、迷うことないと思います

2.5インチの外付ケースからSSDを外して、
3.5インチマウンタに装着した状態、黒い部品がマウンタです

SSDの交換完了

先ほど、クローン作成したSSDを、3.5インチマウンタに取り付けて、
そのマウンタを、本体ケースの3.5インチベイに取り付けた状態が下図です

SSDで起動

実際に、SSDからパソコンを起動した状態です
下図で正常に起動できているのが確認できます
起動した状態で、SSDのベンチマークを計測しました
また、HDDの時にベンチマークを計っていますので、
このあたりは、実際に動画で確認してください

ベンチマーク比較

下図左が、SSDの結果、右がHDDの結果です
この数字からもわかるように、かなりの効果で速くなっているのが確認できます