いきなりPDF Ver.9の使い方

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いきなりPDF Ver.9とは

先に、初心者さん向けに説明すると「いきなりPDF」とは
ソースネクスト社が販売する製品で、拡張子PDFのファイルを作成したり、
さらにpdfに、変換・編集・抽出などができます

この記事では、2022年2月下旬おいての最新のバージョンであ
いきなりPDF Ver.10」において解説していきます

※2022年11月現在、最新版はver.10になっています

また、解説にあたっては、下記パソコン環境状態で使用
・エディション Windows 11 Home
・バージョン 21H2

製品の特長として

いきなりPDFは、買い切り型なこと、且つ、製品が低価格のPDFソフトであること
一度購入すれば、そのまま使用でき高機能で価格も低価格

また、代表的な定番製品として、Adobe社のAcrobat Pro DCがありますが
契約型なので使用する間は、年間か月額ずっと支払う必要があり、価格も相応です

※補足
PDFファイルの中身を見るだけなら、最近ではブラウザのMicrosoft Edgeや、
Google Chromeや、無料のAdobe Readerなどで閲覧可能です
しかし、pdf作成や、相手から送られてきたpdfを編集加工するには、
このような、pdf編集ソフトが必要になります

動作環境

いきなりPDF Ver.9の動作環境は以下になってます
Windows11にも正式対応してます

対応OS:WindowsR 11
WindowsR 10 (32ビット/64ビット版)
WindowsR 8.1(32ビット/64ビット版)
メモリ:OSのシステム要件に準ずる
インストール容量:約230MB
解像度:1024×768以上
インストールの際に管理者権限が必要
Microsoft Office 2013/2016/2019/2021 に対応
※ストアアプリ版のOfficeには対応していません。

注意点として、ストアアプリ版のofficeに対応してないこと
2017年10月のWindows 10 Fall Creators Update 以降のPCには、
ストアアプリ版がインストールされていることが多いようです。

いきなりPDF Ver.9 completeの具体例

具体的には、下記列記した内容のことができます
簡単にわかりやすく、大きく分けて6個の機能を表にしてます
これ以外にも、pdfにパスワード設定、pdfに透かし、電子署名も設定できます

PDFの作成 拡張子txtやjpg等を拡張子pdfとして作成できる
PDFの組み替え pdfの分割・結合・抽出ができる
PDFの変換 pdfからWord・Excel・PowerPointやその他txtなどにも変換できる
PDFの抽出 pdfの中にある、テキストや画像を抽出できる
PDFの編集 PDFファイルを開いて、文章を編集したり、図形記号等も追加できる
その他 パスワードや電子書名、透かし設定

いきなりPDFの使い方

ここからは、5項目について、実際にやり方を解説していきます
※Edition(エディション)により、使用できる機能が違ってきます

この記事では、Editionとして
最上位版の「いきなりPDF Ver.9 COMPLETE」を使用します

バージョン9においては、Editionとして3種類あります
この3種類は、搭載する機能と価格によって異なります
詳しい内容はソースネクスト公式サイトで確認できます

いきなりPDF Ver.9 BASIC(ver10ではBASIC版は無くなりました)
いきなりPDF Ver.9 STANDARD
いきなりPDF Ver.9 COMPLETE

今回は、ダウンロード版を購入してインストールしました
デスクトップ画面には、3つのアイコンが表示されます
画像中央と右端のアイコンは、ショートカットアイコンです
ファイルをドラッグするだけで、起動します

左側にある、「いきなりPDF」をクリックすると、下図
スタートパネルが表示されます、
この画面から操作することで全ての機能を使用できます
※下図は、エディションがCOMPLETEの画面です

新機能 高速PDFビューア設定

インストールした後は、Windows11の設定変更しておきます
下図のように、拡張子pdfを開く設定を【高速PDFビューア】に変更します

通常は、pdfを開くときはMicrosoft Edge、Google Chromeや、その他ブラウザや
Adobe Readerなどの設定になっていますので、それらで閲覧することはできます、
しかし、クリックして開くのに遅いのと閲覧状態が既定で全体表示になっていません

それに対して、いきなりPDF ver9に搭載されている、
高速PDFビューアですが、本当に瞬時で開いて閲覧状態が既定で
画面全体で開くので、非常に速いし閲覧しやすいです、この機能は本当に満足です

PDFの作成

このpdf作成とは、元のファイル名がpdfで無いファイルを拡張子pdfとして作成
例えば、ファイル名がtxt・html・jpg・csv・xlsx・docxなど、その他諸々、
基本的に、印刷できるファイルであれば、ほぼpdfとして作成できます

ここでは、一例として拡張子docxを拡張子pdfと作成してみます
下図にて、Wordで作成した、「テスト10.docx」があります

スタートパネル画面の作成をクリックすると下図が表示されるので、
テスト10.docxをドラッグした状態です
今回は、わかりやすく出力先をデスクトップにしてます
そのまま、右下の「実行」をクリック

pdf変換作業が開始されて、完了した状態が下図です

PDFの組み換え

2つ以上のpdfファイルを1つにまとめる機能なので、拡張子pdfであること
下図、住所録02.pdfとテスト01.pdfmp2つがありますが、これを1つに結合

2つのファイルを開いて、並べた状態です

スタートパネルから、組み替えをクリックして、ファイルをドラッグして、
結合にチェックを入れて、「実行」をクリック

下図ですが、新たにファイル名が付いたpdfファイルが作成されています
2つのpdfが1つのpdfにまとめることができました

PDFの変換

この機能は、pdfファイルから、
Word・Excel・PowerPointや、その他txt・csv、jpgなどにも変換できる
下図は、住所録02.pdfのファイルで、これをExcel形式に変換を行う

スタートパネルから変換をクリ九して、下図が表示されたら、
住所録02.pdfをドラッグして、出力形式をExcelに設定して実行をクリック

デスクトップ画面に、Excel形式で変換されて出力されています
拡張子xlsxになっています

PDFの抽出

※この抽出とは、拡張子pdfのみから抽出することなので、
それ以外の拡張子では読み込みができません
下図は、「テスト4.pdf」として作成しています

「テスト4.pdf」の中身を閲覧した状態です
数行の住所録と写真が一緒になった、pdfファイルです

スタートパネルを表示して、「抽出」ボタンをクリック

すぐに下図のようにな、pdfファイルを指定する画面が開くので、
先ほどの、「テスト4.pdf」を選択して、開くをクリック

そうすると下図のように、
自動でテスト4_0001フォルダが作成され、その中に写真とテキストが抽出されます
写真1枚と1個のテキストファイルがあります
※数字は、自動で付加されます

これで、先ほどのpdfファイルから、
必要なファイルを正常に抽出できているのが確認できます
今回は、わかりやすく素材にしてますが、これ以外にも複数の写真が入ったものや
テキスト以外の図形等なども、抽出できる機能になっています

PDFの編集

pdfを直接編集することができる機能です、そのまま、アイコンにドラッグします

なら、下図のように、編集画面が開きます
1行目の文字を編集して、「今日から始める Windows10」を11に変更してみます

メニューから「編集>テキスト」を選択して、マウスで「10」をドラッグして選択
すると、下図のように選択状態になるので、10を消して11と入力
※このときに、編集プロパティ画面も表示されます

下図は、11を入力した状態です、
このように簡単にpdfの中にあるテキストを編集できます

次に、フォント種類と文字色も変更できます
変更する文字を選択状態にすると、プロパティが表示されるので、
色やフォントを変更して、そのまま、何もない画面をクリックすれば決定されます

下図は、フォント種類と色が赤色に変更しています

テキスト文字の一部を黒塗りにできます、黒塗りにしたい文字を選択範囲にして
右クリックして、「黒塗り」を選択するだけです

下図は、黒塗りに成っています、とても簡単です

直接編集機能においては、機能が豊富なので、これ以外にも多数あり、
簡単に列記すると下記

・新規ページ挿入・トリミング・ページ削除
・ページ内のテキスト検索
・テキストへのハイライトや下線、取り消し線
・メモを入れる
・画像の貼り付けや移動・縮小・拡大
・図形やスタンプや、はんこの挿入
・電子署名を入れる
このように、豊富な機能全てを使用するには、Edition(エディション)で
いきなりPDF Ver.9 COMPLETEがおすすめです

PDFにパスワード設定

最後にPDFのセキュリティ機能について、いきなりPDF Ver.9 COMPLETEでは、
2つの方法でパスワード設定できます

1.PDF閲覧に対してのパスワード設定
2.PDF編集に対してのパスワード設定

スタートパネルにて、下図の「パスワード」をクリック

パスワード設定画面が開くので、ここで必要な選択をする
閲覧パスワードだけか、それとも両方選択して編集印刷もパスワードをかけるかです
今回は、1つだけの閲覧のみパスワードにしてます
パスワードを2回入力してから、「実行」をクリック

すぐに、下図のように、
新たにファイル名が付加されてパワード付きpdfが作成されます

このファイルを開こうとすると下図、パスワード入力画面が開きます
ここでは、正しいパスワード入力すれば閲覧できます

パスワード入れて開いた状態です

このように、セキュリティも設定できるのは、とても安心できます

最後に
近年においては、個人でもビジネスでもPDFを扱う機会が多々あります
そこで、PDFの編集する必要があったり、文書資料のセキュリティ面においても
PDF編集ができる、このような役立つソフトを持っていると、困らずに対処できます
私的には、特に高速ビューアの速さは感激です