VEGAS Pro 17 インタレース解除とリサンプリング解説

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VEGAS Pro 17 プロジェクトの設定 初心者基本1

※呼び方について、インタレース除去とインターレース解除を同じとします

ここでは、初心者さん向けにVEGAS Pro 17の使い方を簡単に解説しています
この第1回での解説では、
動画編集する上の一番基本的なプロジェクト設定について説明

VEGAS Pro 17の製品別 機能比較表

VEGAS Pro 17Edit VEGAS Pro 17 VEGAS Pro 17 Suite
映像編集
「VEGAS Pro 17 Edit」
DVD・ブルーレイディスク作成
「VEGAS DVD Architect」
Boris FX Continuum Lens Flare 3D
オーディオ・スペクトル編集
「SpectraLayers Pro 6」
Boris FX Continuum Lights Unit
Boris FX Continuum Key and Blend Unit
Boris FX Continuum 3D Objects Unit

 

この記事内で使用しているのは、最上位版のVEGAS Pro 17 Suiteです
上の表からも分かるように、購入するなら、
オーサリングソフトのDVD Architectが付属してる方がお得です

公式サイトで確認 VEGAS Pro 17 Suite

 

動画で解説 VEGAS Pro 17 Suite 使い方初心者基本1

VEGAS Pro 17 インタレース解除とリサンプリングモード

 

動画素材を確認

VEGAS Pro 17を起動して、左中央にある、「エクスプローラ」をクリックします
フォルダ名が表示されるので、動画を保存している場所を開くと動画が表示されます

※この時に、はじめてVEGAS Pro 17を起動した場合は、一覧形式になっているので、
表示形式を変更すれば、サムネイル表示に変更できます

動画形式を確認

次に、素材の動画形式を確認します
動画を選択すると、下側に、サイズやフレームレート、エンコード形式、
さらに、プログレッシブかインターレースを確認できます

下図では、紫陽花の動画を選択しています
この映像素材は、サイズが1920×108で
プログレッシブで59.94fpsで、AVCエンコードであることが確認できます

次に、別の動画でゲームコントローラの映像を選択しています
この映像素材は、サイズが1920×108で
インターレースで29.97fpsで、AVCエンコードであることが確認できます

プロジェクト作成について

このように、撮影した映像素材が異なる場合があります
VEGAS Pro 17に限らず、動画編集ソフトで動画を編集する場合は、
基本的には、素材に合った形式の設定をして編集するが最良の方法です

ここでは、プロジェクト作成方法として、プログレッシブとインタレースの、
2つの設定をしてみます

プロジェクト新規作成

先に、上の例から、紫陽花の映像素材についての設定です
上のメニューから「ファイル>新規作成」をクリックします

新規のプロジェクト画面が表示されます
この時に、タブメニューが、「ビデオ」になっていることを確認
その他のタブメニューについては、今回は設定を触りません

また、この画面が表示されたときは、テンプレートが表示されています
このテンプレートを元に変更するのが簡単です
今回であれば、サイズが1902×1080のサイズになっていることを確認

プログレッシブ設定

プログレッシブにするためには、
「フィールド順序」の部分を【なし(プログレッシブ)】に設定します
さらに、「フレームレート」を【59.940(ダブルNTSC)】に設定

今回の素材例では、フレームレートが59.940ですが、29.970の場合は、
ここを29.970に設定すれば、OKです
※日本国内では、必ずNTSCを選択します

インタレース除去方法

次の項目では、インタレース除去方法を確認します
今回の動画素材は、プログレッシブになっているので、
インタレース除去をする必要は、無いので「なし」を選択しておきます
次の「リサンプリングモード」は、「リサンプリング無効化」を選択してます

※リサンプリングモード設定について
プロジェクト設定のフレームレートと
動画のフレームレートが異なる場合などに設定を変更します
無効以外の設定では、フレーム補完がされます、
この機能よっては、インタレースの問題や出力がちらつきを解決できる場合もあります
しかし、フレーム補完が必要か不必要かは、再生して判断するしかないと思います

 

リサンプリングを無効化 リサンプリングが発生しません
強制リサンプリング フレームレートや出力フレーム レートにかかわらず、
常にリ サンプリングする
スマートリサンプリング プロジェクト設定のフレームレートと映像素材のフレームレートが異なり、さらにプロジェクトの設定が24fps以上の場合のみに、リサンプリングが発生

 

次に、一番下にある、設定ですが、

毎回読み込む、素材映像によってプロジェクトの設定を合わすなら、
青枠の部分にチェックを入れてから、右下の「OK」をクリックです

ここで設定したプロジェクトで常に動画素材を読み込んで編集するなら、
赤枠の部分に「チェック」を入れて、右下の「OK」をクリックです

※常に毎回編集内容が異なる素材なら、チェックを入れなくてもよいかと
このあたり、どちらが良いかは自分で判断します

ここまでできたらプログレッシブの設定は完了です

インタレース設定(インターレース)

次に、インターレースの場合の設定です
今度は、コントローラの映像素材で、インターレースで29.97fpsです
先ほど同じように、新規作成画面から作成していくこともできますし、
また、動画での解説では「ファイルメニューのプロパティ画面」から設定してます
この場合は、どちらでも問題ありません

フィールド順序

下図の画面にて、インターレース素材の場合は、
「フィールド順序」を【上のフィールドから】に設定してます
さらに、この素材はフレームが29.970なので、【29.970(NTSC)】に設定
※日本国内では、必ずNTSCを選択します

インタレース除去方法

次のインタレース除去方法については、
インタレース有の映像ですので、「無し」に設定すると、有の状態になります
インターレース解除するために、【フィールドのブレンド」を選択します
※状況によっては、他の設定に変更もあり

設定できたら、最後に、一番下の「OK」をクリックします
これで、インターレース解除した設定になります